
素人目線・主婦目線で疑問に思ったことを東北電力さんにメールで問い合わせした回答です。
みんながオール電化にしたら電気が足りなくなったりすることはないの?
電気は貯蔵ができず、消費と生産が同時に行われます。
1日の間での電気の使われ方をみると、平日の昼から3時頃にかけて最も多く使用され、深夜には昼間の半分程度しか使われません。
電力会社は、お客さまの使い方に応じて電気をお送りする必要がありますが、発電設備や送電設備は最大電力をまかなえるだけのものを設置する必要があります。(最大電力が増えれば発電所の増設も必要となります。)
しかし、朝・晩や深夜などの負荷の少ない時間帯は、設置された設備の一部が使用されていない(発電量を減らしている)状態になっています。
弊社では、この深夜や負荷の少ない時間帯に稼働するオール電化機器(電気給湯機やクッキングヒーターなど)を推奨し、設備の利用効率が高まるよう努めております。
具体的に何が環境にいいの?
エコキュートは、CO2の削減に寄与し省エネ効果の高い給湯機として、国から補助金交付対象に認定されており、弊社としましても、エコキュートを中心としたオール電化の推奨に努めております。
また、ご家庭での光熱費の削減・利便性等の面からご提案しております。
エコキュート内の水は衛生上どうなの?
エコキュートなどの電気給湯機は、深夜時間にお湯を沸かしタンク内にお湯を貯めておく「貯湯式」です。
通常、ご使用することによりお湯は循環して入れ替わっておりますが、長期のご使用によってタンク内に水垢がたまったり、配管材料の劣化等により水質が変わることがあるため、飲用する場合は、水道水など水質基準に適合した水を使用し、熱いお湯がでてくるまでの水(配管内にたまっている水)を雑用水としてお使いのあと、ヤカンなどで沸騰させてからお使いいただくことを各メーカーさまともお勧めしております。